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* この文章は2001年頃に書かれたモノです。ご注意下さい。

 

プレステの画像を「取り入れる」

 だんだん、アイデアもつきてきた頃、思い当たったのが、キャプチャボードだ。キャプチャボードというのは、外部から映像情報を取り入れて、表示・保存ができるパソコンの拡張用ボードのことである(キャプチャとは、「取り入れる」の意味)。

 このキャプチャボードには、映像入力端子や、S入力端子がついている。この端子にプレステ(2)の映像出力端子をつなげば、パソコンの画面でプレステができそうなものである。

 

 しかし、この考えを思いついたのが間違いだった。キャプチャボードには様々なタイプがあるが、最近は、TVチューナー付きのキャプチャボードも増えてきている。TVチューナー付きのボードだと、TVの番組を、あたかもビデオのように、パソコンに保存(=録画)できるのである。テレビは見れるし、ビデオとしても使える。私は、テレビもビデオもあまり見ないのだが、なんだか、プレステをつなぐなんて、どうでも良くなってきた(笑)。

 さて、そんなわけで、今度はキャプチャボードや、TVチューナーボードについて検索、調査を進めてみた。その結果、

 

・ キャプチャ解像度は、MPEG-1なら352×240、Mpeg2なら720×480。Mpeg-1だと画質はそこそこ。Mpeg-2なら、かなりきれいな画像が望める(ちなみに、Mpegというのは、圧縮形式のことである)。

・ ソフトウェアエンコードの場合、CPUパワーを非常に必要とする。

・ 動作環境が厳しく、トラブルも多いらしい。これは、転送するデーター量(画像と音声)が多いことと、その転送手順が多いことに起因するらしい。

・ テレビ画像にはかなりPCのノイズが入るので、家庭用TVレベルの画質を望んではいけないらしい。ブースターをつけるとましになるらしい(ブースターって、結構高いんだよね ^^;; )。

・ USBのほうが接続が簡単で、トラブルも少ないらしいが、性能はやや落ちる(コマ落ちが発生しやすい)。

・ 文字放送対応や、bitcast放送(よくわかんない)対応のものがある。

 ということがわかった。

 

 ここで、ソフトウェアエンコードと、ハードウェアエンコードというものについて説明しておこう。キャプチャボードによって取り入れられたテレビ等の映像は、一旦、Mpeg-1もしくはMpeg-2という圧縮形式に圧縮されてから、パソコンに表示される(非圧縮型もあるが)。この、圧縮を、パソコン側で行うのであればソフトウェアエンコード、キャプチャボード側で行うのであればハードウェアエンコードとなる。

 ソフトウェアエンコードの場合、テレビ等の画像を表示させたり、音声を出したりと、大忙しのパソコンが、さらに、Mpeg形式への圧縮もあわせておこなわなければいけないため、タイムラグ(処理の遅れ)が生じやすい。そのため、ハイパフォーマンスなマシンが必要とされる。

 (例えば、Mpeg-2エンコードを行うのであれば、理想は、ペンチアム3の500-600Mhzクラスらしい。なお、画質が劣るMpeg-1であれば、それほどのスペックは要求されない。)

 一方、ハードウェアエンコードの場合、Mpeg圧縮はキャプチャボードの方で行ってくれるため、パソコンにはそれほど負担がかからない。しかし、当然、ハードウェアエンコード型のキャプチャボードの方が値段が高くなる。

 

Win TV PVR for PCI を購入

 さて、せっかく買うのなら、いいものを、、ということで、「ステレオ音声対応、ハードウェアエンコード、S入力端子付き、USB接続以外」のものをさがしてみた。すると、どうやらWin TV PVR for PCI が、一番、この条件に合致しそうである(なお、より具体的なボードの情報については、PC Watchの「MPEG-2 TVチューナ内蔵キャプチャカードレビュー」を参考にして欲しい)。

 

 しかし、この Win TV PVR for PCI、性能はかなり良いし、評価も高いのだが、それに劣らぬぐらい、トラブルも多いらしい。動作環境を選ぶシビアなボードらしく、満足に動作しない人の悲鳴が各掲示板に見られる。特に、Creative社のSound BLASTER Live! シリーズと相性が悪いらしい。何を隠そう、私のマシンの音源ボードは、Creative社のSound BLASTER Live! DIGITAL AUDIO2 なのだ。

 まるで、「走れば速いけど、故障ばかり」のフェラーリだ。しかし、他のボードだって、トラブルが皆無なわけではない。どうせトラブルのであれば、マーチよりもフェラーリだ(笑)。そんなわけで、Win TV PVR for PCIの購入を決意。S入力端子が付いてるから、プレステのS端子出力を利用すれば、なんとかプレステを使うこともできるだろう(かろうじて、本来の目的を覚えている自分)。でも、プレステ2はテレビでやりたいな、、、なんて。

 

実際にWin TV PVR for PCI でテレビを表示させた時の画像。ただし、チャンネルによってはノイズがすごいので、ブースターを買う必要があると思う。
© アサヒビール

 さて、そんなわけで、Win TV PVR for PCI を買ってきた。さらに、ノイズに強い(らしい)シールド型のテレビ用アンテナケーブルも買ってきた。早速、Win TV PVR for PCIを設置してみる。三回の再起動後、テレビを見るソフトを起動させてみると、、、これは凄い(笑)。普通のテレビとほぼ同じレベルの画質だ。驚き。

 

 Win TV PVR for PCI は、IRQ(コンピューターを制御する信号のこと)を他の入出力装置と共有させていると、動作に不具合が生じやすいのだが、私のマシンでは、IRQをグラフィックカードと共有させているにもかかわらず、動作の不具合も生じない。

 ついでに、プレステをS端子で接続してみる。おおお!。 十分満足のいく画質でプレステもできる(なお、S端子で入力された画像をカラーで表示するには、最初に設定が必要である。詳しくは、サポートを参考のこと)。ただ、このボード、異様に熱を持つので、熱対策が心配であるが。。。

 

 * 3/20 補足

 Win TV PVR for PCI は、ピンプラグを使って、Win TV PVR for PCI のLine Out(音声)を、音源ボード等のLine In につなぐよう、解説書に書いてあるが、Win TV PVR for PCI ボードには無印の4ピンオーデ出力ィオコネクタがあるので、そのオーディオコネクタと音源ボード等のAUXコネクタで接続して、AUXミックスから音声を出すことが可能である。この方法だと、音源ボードのLine In を開けることができるので、Line In を使っている人には朗報だ。

 

 

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