* この文章は2001年頃に書かれたモノです。ご注意下さい。
パソコンで直接プレステソフトを起動させる
さて、プレステをCRT(パソコン用モニタ)につなぐという方向性では、だんだん行き詰まりを感じてきたので、調査の方向をスイッチすることにした。つまり、「プレステをCRTに接続する」という方向から、「パソコン(CRT)でプレステを使う」という方向に転換するのである。そこで、思い当たるのが、エミュレーターである。
エミュレーターとは、プレステのソフトを強引にパソコンで読みとり、パソコンで動作するように強引に変換し、パソコンで直接プレステのCD-ROMをうごかしてしまおうという、プログラムのことである(なお、エミュレーターについては、こちらの「エミュレーター情報局3」が詳しいので、興味のある方は訪れて欲しい。)。
アップスキャンコンバーターは、プレステから出力された、プレステとしての画像を、CRTに映し出すものであった。そのため、画質はプレステ以下であっても、プレステ以上にはなかなかなり得ない。しかも、周波数をプレステレベル(=家庭TVレベル)にあわせてあるため、CRTの実力を100%生かし切れない。
一方、エミュレーターであれば、プレステのプログラム(ソフト)を、パソコン用に読み替え、パソコンのソフトとして動かすのだから、これならば、画質といい、音質といい、パソコンの性能を100%とはいかないまでも、ある程度までは生かしたクオリティになる可能性がありそうである。
さて、そんなわけで、早速、検索エンジンをかたっぱしから利用し、エミュレーターについて調査。とりあえず、プレステ用の、bleem!、CVGS、ePSXe、という3つのエミュレーターを入手し、早速いくつかのプレステソフトをパソコンでうごかしてみた。

bleem! で起動させたゲーム画面。ムービー画面ではないのにこのクオリティ。ただし、ゲームによっては画面が乱れたり、起動すらしないことがある。 |
驚きだ! ここまでハイクオリティな画質、サウンドが再現されて動くとは思わなかった。 3Dグラフィックカードを利用できるため、ソフトによっては、プレステの数倍の画質でゲームを楽しむことすらできる。
しかし、これとて、完璧ではない。
・ 全てのソフトが動くわけではないし、エミュレーターとの相性もある。
・ エミュレーターの種類によって、サウンドの再現が不完全であったり、グラフィックの再現が不完全であったりする。
・ プレステのコントローラーが使えない(但し、プレステのコントローラーをUSB等で接続するアダプターは市販されている)。
・ エミュレーターによっては、設定が面倒であったり、ソフトによって設定を調整する必要がある。
確かに、、合格点がつくレベルではあるし、クオリティも高い。しかし、当然なのだが、所詮、エミュレーターはエミュレーター(=真似をするもの)なのだ。安定さにいま一つ欠け、ソフトによってクオリティがまちまちなのである。逆から言えば、完全な再現性を求める人にはエミュレーターは勧められない。
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