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Lightroomで選んだ画像を補正する

 

  Lightroomでの大まかな作業は?撮影した写真を取り込み、?写りの良い画像を選び、?明るさ等を調整して、?画像ファイルとして出力(現像)するという流れになります。今回は?の、チョイスした写りの良い写真を補正する方法です。予め、Lightroomをダウンロードし、インストールしてから画像を取り込んでおいて下さい。

 

写りの良い写真だけを抜き出す

? 画面左側の「フィルタ」項目の右側にある■をクリックし、「オン」にします。ここをONにすると、その下にある設定に従って画像を抜き出すようになります。

 「レーティング」の横をクリックして「★★★★」(★四つ)の状態にし、その横にある文字を「以上」にしてみましょう。

 

? こうすることで、★マークが四つ以上付けられた画像だけを抜き出すことができます。★マークは、手順?であなたが画像に付けた評価です。

 これで、あなたが「この画像が写りがよい!」と判断した画像だけが抜き出されました。これらの画像を補正していきましょう。どれでも良いので、補正を行いたい画像をクリックして、選択状態にしてから、右上の「現像」の文字をクリックします。

 

 

写真の構図を調整する -傾きと切り抜き(トリミング)

? 「現像モード」に切り替わります。ここで画像の補正を行います。

 

? まずは画像の傾きを補正しましょう。画面の下にあるアイコンをクリックします。

 

? 角度補正、及びトリミング(切り抜き)モードになります。

 画像の外側をマウスでドラッグ(マウスの左ボタンを押したままマウスを移動)させることで、自由に画像の傾きを変更することができます。この際、基準線が表示されるのでそれを目安に作業すると便利です。また、角度に応じて自動的にトリミングも行われます

 左上のパネルには、補正後の画像が表示されます。

 

? また、枠の四隅をマウスでドラッグすることで、切り抜き(トリミング)サイズを変更し、構図を調整することができます。ただし、元画像よりも大きくすることはできません。

 この際、三分割の基準線が表示されるので、構図決めに便利です。

 

? 枠の内側部分をマウスでドラッグすることで、切り抜き(トリミング)する場所を変え、、構図を調整することもできます。 この際も、三分割の基準線が表示されるので、構図決めに便利です。

 これらの作業を繰り返して、画像の構図を調整します。これらの作業で加えた変更は、現段階ではLightroom上だけであり、実際の画像に変化を加えるものではありません(これらの変更は「書き出し」を行わない限り、実際の画像に反映されません)。そのため、この作業段階において、作業を何度やり直しても画像の劣化は起こりません(一度書き出した画像に対して作業を行うと、劣化が生じます)。初期状態に戻したい場合は、右下の「初期化」ボタンを数回クリックして下さい。

 

 

写真の明るさや色バランスなどを調整する

? 次に画像の明るさやコントラスト、彩度、色バランスなどを調整しましょう。この作業は右側のパネルを利用します。

 

? まずは、一番右上に表示されている「ヒストグラム」を確認します。これは、単純に言ってしまうと、画像全体に占める明るい部分から暗い部分の分布図です。X軸が明るさ(左側が暗く右側が明るい)で、Y軸が量となっており、画像の明るい部分がどのぐらいあるのか、暗い部分がどのぐらいあるのか、中間部分がどのぐらいあるのかを示しています。左側(一番暗い)から右側(一番明るい)まで、まんべんなくグラフが存在している状態が、良い状態とされています。これで画像の明るさ(暗さ)状態を判断します

 この例では、右側(明るい)部分にグラフが存在しないので、「暗目に写ってしまっているので、明るく補正した方がよい」ということになります。また、このヒストグラムには白いグラフ(画像全体の明るさ)の他に、光の三原色(赤、緑、青)のグラフも書かれています。この例では、青のグラフの分布が他の色より少し右側に出ているので、「青っぽい画像」ということも確認できます。

* ヒストグラムのグラフを直接左右にドラッグすることで補正することも可能です。

 

? では、調整しましょう。ここでは、「こんな画像の場合はコントラストを強めに」「こんな画像の場合は彩度を強めに」といった個別具体的な解説ではなく、Lightroomの機能的な解説に留めます。


「ホワイトバランス」の「撮影時の設定」をクリックして調整しているところ。

 「基本補正」パネルでは様々な補正が可能です。「ホワイトバランス」の右側にある「撮影時の設...」をクリックし、調整することでホワイトバランスを変更することができます。撮影時にホワイトバランスの調整をし忘れてしまったり、ホワイトバランスをわざと変更したい場合に便利です。画像の色味が大きく変わります。「色温度」のスライダーをマウスでドラッグすることで、ホワイトバランスを手動で調整することもできます。

 「露光量」ではシャッター速度を変更したかのような補正がシミュレートできます。「白飛び軽減」、「補助光」、「ブラック系」もそれぞれの領域の明るさや暗さを補正できます。いずれの場合も、スライダーにマウスを当てると、ヒストグラムのどの部分が補正されるのかハイライトで表示されるので、それを見ながら作業を行うと良いでしょう。

 「明るさ」は、スライダーを右に動かすと明るい部分を増やし(ヒストグラムが全体的に右に移動します)、逆にスライダーを左に動かすと暗い部分を増やします(ヒストグラムが全体的に左に移動します)。「コントラスト」はスライダーを右に動かすと明るいところと暗いところの差をはっきりさせます(ヒストグラムを広げます)。逆にスライダーを左に動かすと、明るいところと暗いところの差を少なくします(ヒストグラムを狭めます)。最初の頃は、気持ち程度に補正するのがコツです。

 「バイブランス」では主に肌色を生き生きとした色彩に調整してくれます。人物がメインの画像はバイブランスを積極的に調整すると効果的でしょう。「彩度」は画像全体の鮮やかさを調整できます。彩度を上げすぎると不自然な画像になるので注意しましょう。

 

 「自動色調」にチェックを入れることで、Lightroomが画像を分析して最適と思われる明るさ調整を行いますが、イマイチな結果になることが多いです(笑。

 

? 「トーンカーブ」パネルを使って明るさを補正することもできます。「トーンカーブ」は、X軸が元の(現在の)明るさ(左側が暗く、右側が明るい)、Y軸が変更後の明るさ(左側が暗く、右側が明るい)を示しており、画像の明るさを相対的に調整できる仕組みになっています。慣れるまでは直感的に調整するのが難しいのですが、Lightroomはトーンカーブに慣れていない人でも比較的分かりやすく調整できるように工夫がされています。

 トーンカーブのグラフにマウスを当てると、「ハイライト」「ライト」「ダーク」「シャドウ」といった文字が表示されます。これらは、それぞれ画像の「凄く明るい部分」「明るい部分」「暗い部分」「凄く暗い部分」の範囲を示しています。それらをマウスでドラッグして、上に持ち上げると明るく、下に下げると暗くなるようになっています。例えば、「ライト」部分を上に持ち上げれば、画像のうち明るい部分がより明るくなりますし、「ハイライト」部分を下に下げれば、画像の一番明るい部分が暗めになります。これを利用して画像のトーンを調整します。

* ハイライト、ライト、ダーク、シャドウの割合はグラフ下にある黒、灰色、白の三角形をドラッグして動かすことで調整できます。また、下にある「ハイライト」「ライト」「ダーク」「シャドウ」の各スライダーを動かすことでも、トーンカーブを調整できます。

 

? 「カラー補正」パネルでは、各色の色味や鮮やかさを変更できます。「画像の赤色部分に少し黄色っぽさを加えたい」とか、「画像の水色部分をもっと鮮やかにしたい」などの調整ができます。やりすぎると不自然な画像になってしまうので、慣れないうちは気持ち程度の補正に留めておきましょう。

 

? 「レンズ補正」パネルでは、レンズを原因とする問題を解決することができます。「フリンジ低減」を使えば、画像の端の方で生じる色ずれを補正することができます。特にコンパクトデジカメのようなレンズの小さいカメラで撮影した場合に、フリンジが生じやすくなるので活用して下さい。また、「レンズビネット」を使えば、画像の四隅で生じる明るさの低下を補正することができます。

* 作業を元に戻したい場合は、左パネルの「ヒストリー」をクリックし、続けて戻りたい作業をクリックします。

 

? 補正の途中で画像を大きく表示してチェックしたい場合は、一度、画面下のルーペ表示アイコンをクリックし、それから左上にある「フル」(画面一杯に表示)、「1:1」(原寸大表示)、「4:1」(四倍に拡大して表示)をクリックします。

 なお、この状態で数字の0〜5キーを押すことで★評価を付けることができます。仕上がり具合に応じて★評価を変更しても良いでしょう。

 

 

補正後の画像を、補正前の画像と見比べてチェックする

? 補正前の状態と補正後の状態を見比べることができます。画面下にある比較表示アイコンをクリックします。

 

? すると、補正前の画像と補正後の画像が並べて表示されます。TABキーを押したり、Shiftキーを押しながらTABキーを押すことでパネルの表示/非表示を切り換えることができます。

 

? 比較表示アイコンをクリックすることで表示スタイルを色々と変えることができます。表示場所を入れ替えることもできるので試してみて下さい。

 

 

補正が終了したら次の画像の補正を行う

? 補正が完了したら、次の画像を補正しましょう。一番下のパネルから画像をクリックすると、クリックした画像の補正(現像)を行うことができます。また、左下の矢印をクリックすることでも、補正(現像)を行う画像を変更することができます。どの場合でも、今まで行った補正内容は自動的に保持されるので、一つ一つ保存を行う必要はありません

 また、一番上の「ライブラリ」をクリックすると、画像の一覧表示に戻ります。

 

? 補正を行った画像は右下に補正アイコンが表示されます。補正アイコンは「傾き・トリミング」アイコンと、「明るさ・カラー補正」アイコンの二種類あり、補正を行った内容が一目で分かるようになっています。

 

 

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